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アールブルットとか障害者アートとか・・・

某新聞社の文化部の記者さんとあれこれ話す。
京都の宮脇さんといっしょで、美術の立場からだと、障害者うんぬんは関係なく作品のみでの評価といことになる。といっても、福祉に関係がないと言う立場ではない。誰よりも福祉や障害者の状況わかっていて、それでいて美術界に身をおく立場として信ずることを言っておられるのだ。
アートブルットという言葉そのものが時代の過渡期のものであり、本当に作品だけで評価しはじめれば必要のない概念だとまで言っていた。
うーん、と考え込む。
なるほど、それは実にすばらしく論理的な意見だと思う。純粋に美術界の立場から発言すると実にもっともなことだ。
いつも思うけど、この話題は実に複雑で、しかも現実がからんでいてなかなか明快な結論はでない。いろいろな人と話すことになるかもしれない今後のために、頭の整理をしておかないとね。